東京で生まれた染織工芸家で高久空木を父に持ち、父も独自の作風で人気を集めた染織工芸家です。 高久尚子は父から受け継いだろうけつ染めの技術が高く評価されています。 ろうけつ染めとは水を弾くロウの性質を利用したもので、色を塗り重ねて濃淡や立体感を出すことが出来る染色方法です。 1999年には紺綬褒章も受章しており、高久尚子の染める帯は人気となっています。 また、女子美術大学を卒業しており、日展などさまざまな美術展覧会に入賞しています。