染色家として活躍を続けた人物です。 鈴田滋人は昭和後期から平成にかけて名をはせた人物であり、重要無形文化財である木版摺更紗の保持者としても知られています。 彼の父は鍋島更紗の制作技法を復興することに情熱と人生をささげた人物であり、彼のあとを継ぐ形で技法を習得すると同時に独自の手法や世界観を加えた唯一無二の作風も確立させることになります。 あふれんばかりの独特な感性と確かな技術から作られる作品は各方面から高い評価を受けています。