染織家として目覚ましい活躍を見せた人物で後進に与えた影響もただならぬものがあります。 鈴木苧紡庵は重要無形文化財である越後上布の保持者としても知られており、古き良き伝統を守りつつも目新しい技術や色彩などを積極的に採用し、独自の作風を確立させていきました。 ダイナミックかつデリケートな色彩とデザインは多くのファンを魅了し、現在でも高い支持を受けています。 ユネスコの無形文化遺産代表リストにも登録される快挙を果たします。