染織家として活躍した人物で業界にも多大な影響を与えたことで知られています。 鈴木紀絵は1929年に生を受け、幼い頃から独特の感性を大切に育ててきました。 日本舞踊に励む自身の娘に着物を染めたいと考えるようになり、芹沢銈介のこのはな会にて手法や染色を本格的に学ぶようになります。 花鳥風月など自然をモチーフにした作品が多いことが特徴的で、幻想的かつ神秘的な作風の中にユニークさや優しさを積極的に取りいれているのも特徴です。