大彦から独立した染繍工芸の名門、大洋居の初代として知られています。 野口功造は1888年に東京に生を受け、独創的な作品を次々と世に送り出した功績もあります。 江戸染繍の最高峰とも称されることのある大彦と並び高い評価を受け、オリジナリティが高く多くの人の目を引きつける魅力的な作品を数多く生み出しました。 作家の芥川龍之介とも交流があり、文壇の異端児と呼ばれた芥川の目から見ても彼は個性的かつ独特な美術感を持っていたと言われています。