道明新兵衛は組紐職人として明治時代に活躍した人物です。 6代目は明治12年に生まれ、甲冑や刀剣などに使われている経組紐の修復や復元を行っており、無形文化財保持者となりました。 7代目道明新兵衛は6代目の息子で、明治37年生まれです。 正倉院遺物組紐の復元や平家納経の紐の復元などを手掛けました。 その他、ひもに関する専門の研究書として「ひも」を執筆するなど、組紐の技術を後世に残すために尽力した人物でもあります。