金沢市で1900年に生まれた能川光陽は、主に加賀友禅を手掛けた染織作家です。 岡本光谿、木村雨山に師事し技術を身につけ、創作活動を続けていました。 期限2600年奉祝美術展にて初入選を果たし、それ以降もいくつか展覧会に出品することになりました。 柿本市朗の師としても有名で、現在の加賀友禅の礎を築きあげたと言っても過言では無い実力派でした。 上品で品格のある作品が多く、「間」を巧みに活かしたエレガントなデザインは現在でも多くのファンを魅了し続けています。