置賜紬は山形県の東南部を中心に生産される紬の総称で、米琉板締小絣、緯総絣、併用絣、草木染紬、紅花紬の6つの品種があります。
琉球の影響がうかがえるもの、化学染料を使わず植物染めにこだわったそぼくな味わいのもの、染色に紅花を用いたものなどそれぞれに特徴がありますが、いずれも先に糸を染めて織る先染めの手法が用いられています。
江戸時代に始まったこの織物は、越後や京都の織物技術を取り入れることによって大きく発展し、1976年には伝統工芸品の指定も受けています。
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