築城則子氏は北九州市生まれの染織家です。
日本工芸会正会員であり「遊生染織工房」主宰という肩書きを持っています。
昭和49年から染織に没頭します。昭和59年には小倉織を復元します。平成6年には小倉縮を復元します。翌年に遊生染織工房を設立します。昭和53年の西部工芸展での入選入賞をはじめ、多くの賞を受賞した経歴があります。平成24年には福岡県文化賞を受賞します。
元々はジャーナリストになる事を目標に早稲田大学文学部へと進んだに進学した築城則子氏ですが、能装束の魅力にいつの間にか虜になり、自ら創作したいという気持ちが強くなっていきます。
大学3年生で、ついに大学を中退して染織家へと進みます。