1892年に京都で生を受けた昭和時代を代表する染色作家の一人です。 皆川月華の実家は医師の一族だったため、彼自身家を継ぐことを求められましたがそれを拒否し画家を目指して都路華香の弟子になります。 1927年に初めて帝展に入選するとその後研精会を発足させ精力的な活動を行っていきます。 古き良き伝統はそのままに、独創的かつ斬新なデザインを組み合わせた友禅染色を作り上げ各方面から高い評価を受けました。 後に神文展・日展審査員も務めています。