日本において着物の匠として活躍する由水煌人氏は、加賀友禅伝統工芸士そして日本工芸会正会員という肩書きを持っています。 初代由水十久氏のご長男であり、腕を磨くために京友禅の人間国宝森口華弘氏に師事していました。 1977年の「日本伝統工芸展」の入選をはじめとして、その後も数多くの賞を受賞し続けています。 由水煌人氏が創作で心掛けている事は、女性の自然な仕草の中に見え隠れする「着物を着た姿」の美しさ、創作物の模様が創出する世界観への拘りです。