1897年1月28日に東京で生まれた染色家です。 小学校を卒業すると清水幸太郎の父である吉五郎に師事し、長板中形の型付けを学びました。 1936年に父の逝去をきっかけに家業を継承。 長板中形の型付けの技術が高く評価され、1952年に長板中形協会の技術競技会で金賞、銀賞を受賞しました。 その後も長板中形の型付けの技術を高め、1955年に重要無形文化財である長板中形の保持者として認定されています。 1988年に惜しまれつつ逝去しました。