1885年3月16日に京都に生まれた組紐師です。 有職糸組師松葉屋の長男として誕生した深見重助は、10歳から組紐の技術の基礎を学びました。 14歳になる1899年から本格的な修行を始め、1909年から4回にわたって伊勢神宮式年遷宮の御神宝の太刀の平緒、宮中・神社の祭事用装束に使う平緒を制作しました。 1930年に父が逝去すると、糸組物師松葉屋の13代目を襲名。 1956年には唐組で人間国宝に認定され、1979年に惜しまれつつ逝去しました。