1918年に富山で生まれた加賀友禅作家です。 水野博は昭和初期に土屋素秋に師事して加賀友禅の技術を学び、それと同時期に池田瑞月より日本画の修行も行いました。 戦後になると人間国宝に認定された木村雨山からさらなる技術を学び、金沢で独立をしました。 独自の色彩感覚と草木をモチーフとした、斬新なデザインで加賀友禅に新風を吹き込んだのです。 1979年に惜しまれつつ逝去しました。 水野博の手がけた加賀友禅は現在でも大きな人気を誇っています。