歯と呼ばれる切込みの間部分に髪を通すことによってといたり、かんざしのように髪を飾る用途に使用します。 櫛はもともと衛生用具として使用されていた経緯もあり、ダニやシラミ、ノミなどを取り除くために使われていたこともありましたが、洗髪が一般に普及すると共にそうした役割は影を潜めました。 読み方が「苦死」に通じると言われ、落ちているくしを拾うことは縁起が悪いとされ、仕方なく拾うときには足で踏んでから拾ったと言われています。