日本を代表する加賀友禅家です。 名工と呼ばれた上村松太郎に師事することで友禅の基本を学び、南画家大西金陽からは日本画の手ほどきを受けることで非凡な才能を現わします。 1923年には友禅作家として独立した梶山伸は、それまで培ってきたあらゆる技法を基に宗達・光琳風の濃淡の色調を表現することに成功しました。 業界の発展にも寄与した功績を持ちますし、その技法や独特のセンスは後に続く後輩たちに大きな影響を与えたことは言うまでもありません。