柳崇(やなぎそう)氏は、糸と天然染料に徹底したこだわりをもつ染織家です。 染織界の大家である柳悦博(やなぎよしひろ)氏を父に持ち、亡くなった父から受け継いだ理念のもとに創作活動を続けています。 柳崇氏は、糸選びや精練をはじめ、糸染めから織りに至るまで、すべて自分自身で行っています。作品は華やかな中に端正な美しさを持っています。 尚、父、柳悦博氏は、民芸運動の創始者である柳宗悦(やなぎむねよし)氏の甥になります。