1889年にこの世に生を受けた人物で父は海軍少将として活躍していました。 柳宗悦は東京帝国大学哲学科を卒業すると朝鮮へ渡り、同国の民芸や工芸に深い関心を寄せるようになります。 1942年には李朝時代に生み出された工芸品を陳列した朝鮮民族美術館を設立するなど独自の活動を続けてきました。 民衆の生活の中で誕生した民芸品の美しさや機能性、価値観をより多くの人に届けたいと考えるようになり、更に精力的な活動を行い日本民藝館の初代館長も務めました。