松原与七は昭和12年に人間国宝であった定吉の10男として生まれました。 平成26年に江戸川区指定無形文化財工芸技術浴衣染め長板中型染め保持者を認定されています。 伝統工芸新作展優秀賞3回など受賞していて、日本伝統工芸展監査員や特待者とされています。 菊谷ススキなどの図柄など見事な地白型で藍染した夏の木綿の着物の作品があります。この木綿の糸はとても細番手の物になっていて手紡の糸を使用している柔らかいやさしい肌触りの着物です。