1944年、長野県松本市に生まれた本郷孝文さんは日本の紬織作家で、国画会の会員でもあります。 若かりし日には映画という道に進んだものの、父の言葉もあり織物の世界に入ることになりました。 柳悦博に師事し、美について学ぶことになりました。本郷さんの美の基準はこの際に培われたものであり、デザインの美しさや間の綺麗さは現在も磨きがかけられています。 常時20種類程度の織ができるという卓越した技術の持ち主で、現代的な美的感覚と機能美を追求しています。