新里玲子は、昭和23年沖縄生まれの、宮古上布染織作家です。 宮古上布は、芋麻糸を原料とした麻織物で、15世紀頃には、すでに織られていたと言われています。 新里玲子が織る宮古上布は、沖縄の植物を染料とし、のびやかで美しい色合いが、高い評価を受けており、数多くの賞を受賞しています。 現在は、国の重要無形文化財に指定された「宮古上布保持団体」の代表を務めながら、後継者の育成や、宮古上布の普及に尽くされています。