山形県米沢に生まれた染織作家です。 新田秀次は1884年から続く袴地製造の家庭に生まれ、幼少のころからその技術を学んでいました。 初代、二代目の技術を受け継ぐだけでなく、新田秀次は妻の富子と共に幻の花である紅花の鮮やかさを研究しました。 そして、寒さの最も厳しい真冬に重ね染めをすることで、色彩を豊かに表現させることに成功したのです。 現在の新田家は息子である英行が四代目を襲名し、新たな技術の研究に取り組んでいます。