志村洋子は、東京生まれの染織作家です。その母は、有名な染織家、随筆家である志村ふくみです。 丁寧に採取した草木の色で糸を染め、その糸から織り上げられる紬はまさに芸術作品で、見ていると心が安らぎます。 植物染料から染められた作品からは、天然の草木の素晴らしいエネルギーを感じとれます。 「自然の草や木から命を頂いている」という感謝の気持ちのもと、現在も志村洋は京都嵯峨嵐山の工房で、創作活動を続けていらっしゃいます。