袖下から三角に折りあげて仕立てた袖のことを指しています。 巻袖は農民や漁民に親しまれたこともあり、労働にもっとも適した袖と評されることもありました。 袖付きが余裕のある造りとなっており、ゆったりとしていることから上っ張りなどに用いられることが多くなっています。 巻き袖と呼ばれるほか、三角袖や捻じ袖などと呼ばれることもありますし、仕事着や作業着、はんてんなどに用いられるなどさまざまな用途で用いられています。