1912年2月3日に岐阜で生まれた染色家です。 1926年に14歳にして友禅作家である中村勝馬に師事すると、友禅や蠟染の技法を学びました。 山田貢は1947年に二科展工芸部に初入選すると日本伝統工芸展を中心に活躍をし、独自の色彩を取り入れた作風を確立したのです。 1971年から1979年に東京芸術大学美術学部非常勤講師を務めると、後進の指導にも尽力しました。 日本伝統工芸展の監査や審査員も務め、1984年に無形文化財である友禅の保持者に認定されました。