1897年5月11日に東京の八丈島で生まれた、明治から昭和に活躍した染色家です。 7歳のころから糸染め職人である祖父から技術を学び、それ黄八丈の染め・織りに従事しました。 黄八丈は300年の歴史を持っており、その伝統を守るため後進の指導なども行ったことで知られています。 山下めゆは古くから伝わる伝統的な技法を忠実に受け継いでおり、草木によって染められた絹糸を用いた作品は高く評価されました。 1982年には吉川英治文化賞を受賞しています。