1925年11月12日に東京浅草で生まれた染色家です。 小学校を卒業すると14歳にして父である康助に師事。 1961年に父が逝去すると、父の工房を継いで染色を始めます。 伝統的な小紋型の研究と復興に尽力し、イギリスの紳士服の染料を江戸小紋に応用させました。 小宮康孝はこれによって絹本来の光沢と透明感を持った染色を成功させたのです。 1964年に日本伝統工芸展日本工芸会奨励賞を受賞し、1978年には重要無形文化財である江戸小紋の保持者に認定されました。