1882年9月9日に東京で生まれた染色家で、本名は小宮定吉です。
農家の次男として生まれた小宮康助は、幼少の頃から浅野茂十郎より小紋の型染を学びました。
8年館の修行を経て技術を習得すると型付けの工房でさらに技術を高め、1907年に浅草千束に板場を開設して独立をしました。
その後、シゴキと呼ばれる技法を地染に取り入れ、小紋染の発展に尽力しました。
1955年には重要無形文化財である江戸小紋の保持者に認定されました。
また、息子の康孝も重要無形文化財である江戸小紋の保持者に認定されています。