新潟県の小千谷市周辺で生産されている麻織物です。 撚りが強い糸で織った布を雪で晒し、水分が含まれることで「しぼ」と呼ばれる手触りが出来ることが特徴です。 これによって麻特有のサラサラとした感触が高まり、汗をかいても肌に張り付かない麻織物となっています。 新潟県の南魚沼市を生産地とする越後上布と共に、小千谷縮は1955年5月12日に国の重要無形文化財に指定されました。 さらに、2009年9月30日にユネスコ無形文化遺産に登録されています。