1914年4月25日に岐阜で生まれた染織家です。 もともと染織家を目指していなかったのですが、青年団運動の育英を通じて紬織に興味を持ちました。 1947年に京都市染織試験場長の浅井修吉のもとで研究をすると、1953年に郡上工芸研究所、1980年に神奈川県に南足柄工芸研究所を開設しました。 宗廣力三の作品はシンプルな縞や格子に絣を組み合わせた幾何学模様が特徴で、独自の「どぼんこ染」は高い評価を得ています。 1982年には紬縞織・絣織で人間国宝に認定されました。