1917年1月2日に三重で生まれた染色家です。 幼少のころから母と祖母から伊勢型紙を補強する糸入れの技法を学んでおり、家政婦学校を卒業すると城ノ口みゑは本格的に修行を開始します。 その後も技術を高め、1955年には重要無形文化財の伊勢型紙糸入れの保持者に認定されました。 また、城ノ口みゑは染色家の仕事だけでなく伊勢型紙伝承者養成事業の講師に就任し、後進の指導にも尽力しました。 この伝統的な糸入れの技法は現在でも受け継がれており、高い人気を誇っています。