土屋順紀1954年生まれの染織家です。 昭和53年に志村ふくみに師事し、数々の技法を習得しました。 平成6年には日本伝統工芸展で初入選を果たし、生絹着物「鮎の瀬」という作品で日本工芸会総裁賞を受賞しました。 この他にも月下渓韻という作品で文部科学大臣賞を受賞するなどの功績を挙げています。 平成22年には紋紗で人間国宝となり、現在も新たな作品の制作に尽力しています。 豊かな自然を柔らかく表現するのが真骨頂で、美しい郷土の自然が創作のテーマになっています。