和宇慶むつみは、首里織の人間国宝である宮平初子に師事した着物作家です。 首里織は、王家や貴族の用いるもので、従来和装にもたれるイメージとは異なり中国や南アジアなどの影響を受けた沖縄独特の風合いを持った染織技法で作られています。 和宇慶むつみは1986年に宮平初子に弟子入りし、現在では染唐織までの全ての工程を自身でこなしています。 沖縄タイムス「沖展」でも5回連続で受賞した後、西武工芸展特別記念展でも入選した実績があります。