吉岡幸雄は、1946年に京都市伏見区で誕生し、生家は江戸時代から続いてる染屋です。
彼は早稲田大学を卒業した後、日本の美術工芸に興味を抱き、1973年に自らが代表とり、美術工芸図書出版を設立しました。
1991年に奈良薬師寺三蔵院に掲げる幡五旗を制作し、きもの文化賞を受賞しました。
また1993年には、奈良東大寺の伎楽装束四十領を制作します。
彼の作品は、天平時代の色彩をすべて植物染料で再現したことで話題になりました。また、源氏物語の色五十四帖を再現したことでも有名です。