地域住民の手によって復活を遂げた伝統的な染色です。 南部染めは岩手県盛岡市を中心として広がりを見せた染めであり、鎌倉時代よりも前にこの地域に伝えられたと言われています。 昔ながらの手法を用いて繊細に染め上げるということ、非常に手間がかかってしまうことから1枚の布を染め上げるまでには相当な月日が掛かります。 手間のかかる伝統的手法ということで一時は衰退の一途を辿りましたが、関係者による尽力によって復活を遂げました。