1913年10月22日に滋賀県で生まれた染色家で、京都市立美術大学助教授、教授を歴任して後進の指導に尽力し、1995年10月2日にがん性腹膜炎のため死去。 1933年に「天神祭ノ図」で帝展初入選し、1946年に「童女の図」で日展特選を受賞すると、それ以降ろうけつ染めに新手法を取り入れた「水生」、「黒い潮」、「噴煙の島」を制作しました。 1979年には京都府美術工芸功労者として表彰され、1998年には佐野猛夫遺作展が京都美術館で開催されました。