富山県出身の二塚長生は友禅で人間国宝になった人物です。 活動は昭和後期から始まり、現在に至ります。 白上げと呼ばれる技法によって豊かな自然を描写するのが、彼の作品の特徴で、昭和50年には日本伝統工芸展にて初入選を果たしました。 平成3年には、日本伝統工芸染織展にて文化庁長官賞を受賞、平成12年には日本伝統工芸展にて文部大臣賞を受賞するなど、巧みな技術で世間を虜にしています。 平成22年には、これまでの功績を認められ、人間国宝にもなりました。