防寒用の着物の一種として知られています。 丹前は綿を厚く入れることで防寒性を高めており、衣服の上に羽織って着用することが一般的です。 厚手のウールを用いることが多く、寒冷地でも快適に過ごせるようにさまざまな工夫もされています。 江戸時代に端を発した着物ですが、京都や大阪など関西方面でも流行しました。 京や大阪では主に丹前という呼ばれ方をしており、現在でも旅館などで暖をとるために用意されていることも珍しくありません。