現在で言うところの元禄袖のことを指しています。 丸袖は着物の袂先の丸みが大きくなっていることが特徴的です。 その歴史を紐解くと鎌倉時代にまでさかのぼり、この時代に誕生してから時が流れると共に進化してきました。元禄時代になると振りがつくことで袖の長さも変わり人気も高まり流行しました。 それまで丸袖と呼ばれていましたが、日新日露戦争が終結したのちの復古調の時流の中で元禄袖と呼ばれるようになり、今に至っています。