1901年4月16日に京都で生まれた染色家です。 明治時代に活躍した京加賀の技法を編み出した上野清江を父に持ち、幼少のころから大きな影響を受けています。 上野為二は1914年に西村五雲に師事して日本画、1920年に関西美術院にて洋画を学びました。 その後、父に師事をして京加賀の修行を始めました。 上野為二の手がける京加賀は斬新なデザインがあり、京友禅に革命をもたらしました。1955年には重要無形文化財である友禅の保持者に認定されています。